嫁の実家を救うアグリハックを考案中

といってもたいした内容じゃないのですが、

かつて小学校(中学校)の社会科で「取れすぎたレタスを生産調整のため潰す」というなんとももったいない光景を教材用ビデオで見た事があります。
母方の実家がキノコの卸を行っている関係上、農林業はそれほど遠くにある存在でもなかったわけです。
が、現実味はかなり薄い。当事者意識なんて沸きません。

昨年、結婚し、ヨメの実家が岩手ではレタスの生産地として著名(だと思う)な地域の兼業農家でした。
昨年の夏、ちょうどレタスが収穫の時期だというので、現場を見学しに行きました。
東京ドームがすっぽり入ろうかという農地(これでもその地域では小規模な農家だそうです)にびっしりレタス。

挨拶をしにいくと、「ちょうど大きすぎて出荷できなくて潰すレタスがあるから持っていけばいい」
といわれ愕然としました。こんなに身近に生産調整が起こっていようとは。

計20個ほどのレタスを貰い(それでも潰すレタスのほんの氷山の一角)友人たちにおすそ分けしました。
収穫して数時間しかたっていないレタスですので鮮度は申し分なし。非常に喜ばれました。

●サイズが規格と違うので出荷出来ない
 ↓
●だから潰す

これは勿体ない!


こうしたダブついた(表現は悪いですが)レタスを救う方法は無いものかを考えているところです。


ちなみに、農家の経営も年々厳しくなっているらしく
バブル期には1000万を超える事もあった年収も、
価格競争の波に飲まれここ数年はトントン決算。
そして昨年はついに赤字になったとのこと。

長い労働時間(朝3時〜夕方5時ごろまで作業は続く)をかけて
せっかく生産した農作物を何とか潰さないで売上に変える方法は無いのでしょうか。
通販という選択肢を含めてどのような解決策があるか、
お盆に一族が終結する頃までには纏めて、
義父と話をしてみようと思う今日この頃。

※ちなみに、今年のレタスは7月頃に第一陣が収穫できる予定ですんで、形が不揃いのモノでよければおすそ分け予定。
ついに農作業デビューです。待ってろ農林業